夢の実現に向けて

                       滋賀大学校 教育学部合格 H.Kさん

 勉強はやらされて初めてできるようになるものだ。高校三年生の時、よく友達とこんな
事を言い合っていました。と言うのも二年生の時に‘サバイバルテスト’というのがあり、
それに合格しないと放課後強制的に補講と言う、ありがたいもの?を担任の先生がやって
下さいました。
 数学と英語のテストで、特に英語は厳しかった。元々嫌いな科目だったし、全く勉強し
ないでテストに落ちて、補習をサボった時期もありました。
 それでも先生が必死になって何とか勉強させようとして下さったお陰で持ち直し、後期
が始まる頃には、ギリギリながら常に合格するようになっていました。
 この時期に経験したこのテストは、私に勉強する癖をつけてくれたと思います。
 最初は嫌々ながらやらされていた勉強も、しばらくすると自らやっていました。最初に
書いたようにあの時期やらされていた勉強が、三年になって成果として現れたと実感した
ものでした。
 三年になると周りの雰囲気もがらっと変わって一気に受験モードに。この時、私は漸く
やる気が出始めました。それはやる気と言うより焦りに近く、周りのみんなに押されて勉
強していた気がします。家に帰るとテレビや音楽につい気が向いてしまうので、学校で勉
強するようにしていました。特に重きを置いたのが英語と数学です。本当は一年、二年で
やり終えておかなければならない所ですが、結果が出始めた頃でやればやるほど楽しいと
思えてきたので、英語ばかりやっていました。逆に数学は成績が下がってきた事と国立文
系では数学が良いと有利と聴いたこともあり時間数は増えていきました。とにかくこの二
教科ばかりやっていました。
 英語はひたすら長文の読解問題を解いていました。覚えている単語数が少ないと感じた
からです。長文の解き方を学びながらその中の解らない単語があったら、その都度確認す
るようにしていました。使っていたのは担任の先生が推薦して下さった書き込み式の40
ページ程の薄いものでした。有名大学の入試問題ばかりを集めたもので、難しかったけれ
どがんばって解いていました。
 数学は、とにかくセンター試験形式に慣れるため過去問を解いていました。
 この頃本当に数学が全く出来なくなっていたので、数?A、?B合わせて「7割とれれば
いい」位の気持ちでやっていました。だから、気持ちの上では楽な教科だったと思います。
残念ながら実際も6割程度しか取れませんでしたが。
 夏休みにはいる頃に、「生物やらなくてはそろそろヤバイ」と思い始めました。この教
科に関してはこの頃まで一度も手を付けていない状態でした。結構覚えることが多く、暗
記が苦手な私はなかなか手を付けるところまで行きませんでした。友達と「生物は夏休み
には終わらせよう」と話していたのですが、結局二人とも出来ませんでした。その時は
「何とかなるだろう」と思っていて、後々すごく後悔する事になりました。夏休みが終わ
った頃本気で焦り始めると言う有様でした。とにかくただ焦っていても何も変わらないと
思い直し、まず、参考書に書いてあることをノートに自分なりにまとめました。図式や絵
を入れて、ひたすら用語の意味を書きました。私は書くことによって覚えられるので、こ
の時ひたすら書いたことがセンター本番に役立ったと思います。
 今まで模試で4割ほどしか取れなかったのですが、本番では7割近く取ることができま
した。一番成績が伸びたのが生物だったと思います。もう少し早く手を付けていればもっ
ととれたと思いので、その点は反省しています。
 私が目指していた大学は、社会が一科目で現社にしました。現社についてはあまり勉強
しませんでした。その分国語に十分時間をかけることが出来ました。
 古典と漢文はすごく苦手だったのですが、勉強することは好きでした。
 やればやるほど、目に見えて解るようになったからだと思います。
 でも、ある時期には全然成績が伸びなくて「どうしょう」と思ったこともありました。
センター前の模試では点数がバラバラで出来たり出来なかったりすることもあってすごく
不安でした。でも、国語はしっかり点数を稼がなければいけないと思って落ち着いて解い
たのが良かったのか、本番はすごく簡単に解くことが出来ました。国語では自分にあった
読みやすい文章があり、それがセンター試験に運良く出題されて、今でもラッキーだった
と思っています。
 今、高1の妹を見て思うのは、あの頃は受験をすごく軽く見ていたように思います。焦
って受験勉強をしている時など「なぜもっと早く始めなかったにか」と何度も思いました。
とにかく早くスタートをきることが一番だと思います。
 始めるのが遅かった事が一番の反省点です。でも、頑張れば何とか出来ることも体験し
ました。「このままでは無理だ」と思ったこともありましたが、「やれるところまでやっ
てみよう」と思って諦めなかったから、無事自分の希望する進路に進むことができたのだ
と思っています。

 

秀学館
近江今津進学教室

  高島市今津町住吉2-5-1
   TEL 0740-22-6650

 

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