「合格体験談」 I・Aさん
この度、大阪大学外国語学部、早稲田大学法学部、慶應義塾大学経済学部、
中央大学法学部に合格したIと申します。
私は秀学館には小学4年生から通っていました。なので、この合格体験記が
秀学館の後輩である皆様のお役にたてればと思います。
〔中学生へ〕
まだ、大学受験というものにピンとこないと思います。私も中学生の時は大学
受験はおろか高校受験のこともよく解りませんでした。
しかし、今振り返ってみると中学時代の勉強はとても重要なものだったと思います。
勉強する習慣や要領は一朝一夕では身につかないので、中学時代から
養っておくことが難関大学合格につながったのだと思います。
定期考査の対策として私は塾の授業で範囲を先取りし、テスト2~3週間前
から毎日塾に通って先生からのプリントや学校の教材をこなしていただけですが、
中学3年間の成績はオール5でした。秀学館の授業はもちろん自習環境が
充実しているので、やる気次第で成績はすごく伸びると思います。
〔高校生へ〕
〈英語〉
step1:英単語、熟語・文法を一通り覚える。
毎日単語帳を音読したり、文法問題集を繰り返し解きました。この段階を疎かにしては
英語は出来ないままだと思います。お勧めの教材は「DUO3,0」と「ネクステージ」です。
Step2:長文に慣れる&リスニング対策を始める。
単語帳を1冊終えるとある程度詰まらずに長文が読めるようになるので、後は
慣れるだけです。私は高3夏頃からひたすら過去問などを解き、「解き慣れ」
「読み慣れ」に努めました。また、リスニングはシャードーイング(後について発音する)
することで伸びます。センターや2次試験の為だけでなく英語力の底上げになります。
Step3:英作文対策&語い力の強化
これは難関大に挑戦する人のみとなります。英作文はまず例文を暗記し、構成
の仕方を学び、そして、色々な大学の過去問を実際に解いて添削してもらいました。
語いの強化は、早慶を受ける人であれば英検準1級位の単語をカバー
しなければならないので、もう1冊単語帳をやりこみましょう。私は
「キクタンSUPER12000」を使用しました。
〈国語〉
国語は伸びないと思って対策しないのは間違いです。対策すればできるように
なります。現代文は1冊問題集をやり、2次の過去問25年分を2回解きました。
センターは得意だったので5年分位しか解きませんでしたが、2次の勉強をしていれば十分対応できると思います。
古典は古文文法・古文単語・漢文句形の暗記を高3までに終わらせていたので、
受験期はそれらの復習プラス過去問や問題集で演習をしただけでした。
〈数学〉
私は苦手意識があり、数学の勉強をずっと後回しにしていました。結果、
センター試験では大大大失敗に終わり、志望校を変更しなければならなくなりました。
なので、皆さんは私を反面教師にして、苦手科目でも過度の苦手意識を持つことなく、ちゃんと向き合ってほしいと思います。
〈世界史〉
一番の得意科目でした。まず古代から現代史までを一通り高3の夏までに覚えました。
夏からは過去問の論述を繰り返し解き、世界史を体系的に理解し、
それを表現することに腐心しました。早慶では細かな知識が要求され、論述
を課す国立大とは違った難しさがあります。なので、知識の補強のため、問題
を解いて分からなかった用語はその関連知識と共に「間違いノート」メモして
空き時間に見直したりしていました。世界史の教科書は最後の最後まで読み返すことで知識の漏れを防いでいました。
〈地理〉
地理は教科書を使うよりも参考書を使う方が上手く地理の思考力を養うことが
でき、短期間でセンターの点数も安定します。私は「はじめからわかる地理B」
という参考書を使用していました。この参考書にセンター試験や二次試験の
過去問を解いて新たに得られた知識を書き込み、何度も読み返すことでセンターや二次試験
で高得点を取ることができました。
〈終わりに〉
秀学館では自分のペースで学習することができたので、とても充実した受験期
を送ることができました。塾の授業は数学や英語などの受験科目はもちろん、
先生が勉強計画へのアドバイスを下さったので、勉強を進めていく上で本当に
心強く思いました。私は受験期、本当に多くの人に支えられたおかげで乗り越えることができました。
特に直接勉強面をサポートして下さった秀学館の先生方、本当にありがとうございました。